損切りと利食いの難しさ
こんにちは、シオンです。
新型コロナウイルスの影響がまだまだ続いてますね。私自身、3月前半に大きな損失を出しましたが、以降もめげずに細々とFXを続けております。
この10日間ほどは、短い時間で損切りと利食いを繰り返す形でした。相場の急変があったりするので、自分でも1つ1つのトレードをどう評価していいのかわからないのですが、その中にあっても、自分のトレードの癖と言えばいいのでしょうか、共通して感じたことがあったので、今日はそれを書き留めておければと思います。
① 利食いが早い
損切りは、資産の2%とか、直近高値/安値で数十~100pipsくらいのところで逆指値を入れるのですが、利食いがどうしても早くなり、ドル円で言うと10pipsや20pips、大きくても50pipsくらいで利食いをしてしまいます。「待っている間に含み益がなくなって損切りになってしまうくらいなら、少しでも利益がある間に手仕舞いたい」と思ってしまうんですよね。行動経済学でいうところのプロスペクト理論ってやつですね。わかっていても、いざポジションを持つと人間なかなか合理的には動けません…。
② リスクリワードレシオが低い
平均利益÷平均損失で表されるリスクリワードレシオ。①とも関連してくるのですが、利食いが早いとどうしてもこの数値が低くなってしまいます。私の場合、余裕で1を割っている感じですね。無論、リスクリワードレシオが1未満であったとしても、その分勝率が50%以上であれば収益がプラスになる場合もありますが、勝率を高めるのも非常に難しいところですので、やはりリスクリワードレシオを高めていくことが重要になっていくのかなと感じています。
ちなみに、損失を-10pipsで固定した場合において、リスクリワードレシオと勝率から計算される平均的な利益は以下のようになります(赤色は利益が0以下(損失)になる部分。)。
③ エントリーが下手
これは一朝一夕に身につく能力ではないような気がしますが、非常にエントリーのタイミングが悪いことが多い気がします。「これだけトレンドが続いているのだから大丈夫だろう」と思い順張りするとそこがトレンドの終わりだったり、逆に、「トレンドの終わりかもしれないからエントリーは見送ろう」と思い何もしないでいると、そのままトレンドが継続して、取れたであろう利益が取れなかったり…。他にも、チャートを見たら丁度良さそうなエントリーポイントを少し過ぎていて、慌ててエントリーするもあまり利益が取れなかったりといったことも多い気がします。
テクニカル分析をはじめとした諸々の相場観察能力がまだまだ低いというところに尽きるのでしょうが、上手くエントリーできないとイライラしてしまい、つい次に無茶な取引に走り、大きな損失が出てしまうということもしばしばです。
以上3つが主に今感じている私の取引の癖というか、修正すべき点といったところです。いずれも、よく初心者が陥ると言われる注意点な気もしますが、実際に取引をしてみて改めて感じますね。
本やブログ等でもっと勉強しつつ、利益を積み重ねていきたいところです。
来週からも頑張ります。資産918,228円です(ちょっと減りました。ジリ貧です…。)。